校長挨拶

平成29年度を迎えるにあたって

広島市中区の吉島にある広島南特別支援学校は、自律し社会に貢献する人材の育成という教育方針のもと、乳幼児教育相談から幼稚部、小学部、中学部、高等部に至るまで一貫した質の高い聴覚障害教育を追求しています。

 近年は、男子卓球部が全国聾学校卓球大会団体戦・個人戦で四連覇するなどの輝かしい実績をあげています。また、グローバル社会で活躍できる人材育成のため、毎年度、高等部2年生が修学旅行で姉妹校提携を結んでいる台北市立啓聡学校を訪問しています。昨年度は啓聡学校の生徒が本校を訪問してくれました。本年度は台北市立啓聡学校が創立百周年を迎えるため、これを機会に更に交流を深めていきます。

 こうした中で、この春に卒業した高等部3年生10名は全員が目指す進路を実現することができました。また、現在、卒業生2名が本校の教員として力を発揮しており、高等部卒業生は社会のさまざまな分野で活躍を続けています。

 このように生徒の進路を実現し社会の中で活躍するために、本校では「当たり前のことが当たり前にできる生徒」「課題に自分で気づき、考え、判断・行動し、行動した結果に責任をもつ生徒」を育成できるよう、卓越した専門性に基づく日本一の聴覚障害教育を追求しています。具体的には、平成26年度から「聴覚障害児の思考力を育てる指導の在り方」を研究テーマとして、思考プロセス「三つの『つ』:つかむ、追究する、使ってみる」を踏まえた授業デザインに基づき実践研究を進め、成果が表れつつあります。本年度はさらにこの研究テーマを追究し、特に「つかむ、見通す」に焦点を当て、12月1日(金)の公開授業研究会で日本一の授業を披露できるよう挑戦し続けていきます。

関係者の皆様には、今後も引き続き本校の教育にお力添えをいただきますようお願い申し上げます。

平成29年4月1日

広島県立広島南特別支援学校

校長 重岡伸治

 

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