情報機器の活用

障害に応じた情報機器の整備及び活用状況A

 

整備した情報機器の状況

  ・実物投影カメラ付プロジェクタ 2台
  ・32型液晶テレビ 13台
  ・デジタルカメラ 2台

活用状況及び教育的効果

実物投影カメラ付プロジェクタ

 @ 実物投影カメラ付きであるため,教科書の文章やグラフを拡大して提示することで,視線を集め,説明や本読みなどを行うことができた
A黒板に貼り付けて,さらに書き込みもできるマグネットスクリーンと併用することにより,視覚的に支援しながら,思考を深める授業を展開することができた。
B実物投影カメラで手元を拡大して提示することで,実験等の方法を的確に指導することができた。
C重複障害を有する児童生徒の興味関心を引き出したり,パソコンを操作してプレゼンテーションソフトでデータを作成して発表したりすることができた。
D重複障害を有する児童生徒が,学校行事の映像等を見て確認することで,行事当日に見通しをもって行動することができた。
E拡大・縮小が自在にでき,生徒の理解や障害の実態に応じて対応しやすい。
F紙に拡大印刷する必要がなく,紙や時間の節約になった。
 

  参照:マグネットスクリーン (平成20年度整備

 

32型液晶テレ

 液晶テレビは,校内の全普通教室と特別教室に整備することを目標としており,将来的には校内文字放送設備等の,障害に応じた校内設備を充実する計画である。

@電源を入れるだけですぐに使用でき,様々な情報機器との接続が簡単なため,自分の使用したいデータを円滑に使用することができた。
A画面が明るいので,教室の電気を付けたまま使用できるため,ノートをとらせながらでも,鮮明な画像を提示できた。
Bプロジェクタのようにスクリーンがいらず,近づいても自分の影で見えなくならないため,近づいて見たり,画面に触れたりすることができ,重複障害を有する生徒にも提示しやすかった。



デジタルビデオカメラ
@支援センターで検査を行う際に,幼児児童生徒の聴性行動を撮影し,繰り返し観察することで,正確な閾値を把握し,補聴器のフィッティングに活かすことができた。
A各種行事を動画で記録することで,特に重複障害を有する幼児児童生徒への事前指導・事後指導等に活かすことができた。
B授業を撮影することで,校内研修や授業改善のために活用することができた。
C体育の競技・演技の様子を撮影し,生徒に提示することで,身体の動き等を客観的に確認させ,生徒の向上心や技術を高めることができた。
D理科の実験の様子を撮影することで,変化の瞬間を繰り返し見ることができ,話し合ったり,現象を言語化する機会を増やしたりすることができた。

課題等

 本校に液晶テレビが整備されてまだあまり時間がたっておらず,活用例の蓄積が少ない。今後,継続して使用していくことで,さまざまな使用方法の蓄積を図りたい。平成21年度に13台の整備があったが,学校全体ではまだ台数が不足しており,授業の調整を行いながら使用しなければならない。また,校内文字放送を整備する計画のためにも,今後の整備が期待される。
ビデオカメラも支援センターに整備されてからまだ間もないため,今後は幼児児童生徒の聴性行動を記録・保管し,専門性を高めるために使用していきたい。
情報機器を使用し,図や表を拡大して提示するだけではなく,思考を促すような提示方法や,言語力を高められる情報機器の活用方法を模索していきたい。

 

 

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